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【論文】学習するタイミング・瞬間は〇〇したとき!

 

今日も全力で点を打つSHISHI(@runpointcon)です🦁!

 

今って、膨大な量の情報が毎日舞い込んできますよね。

 

それを毎日インプットしたとしても、学習としての効果って低いと感じてしまします。

皆さんも同じように感じていたことがあるのではないでしょうか。

 

こんなに学習環境がある中、学習できているのか不安に感じているのが、今の世の中の学び世代です!

僕も同じ悩みを感じています。

 

なので、人が学習する瞬間ってどんな時だろう、と思ったのえ、文献調査してみました!

 

Core knowledge is not an alternative to learning but is instead a key ingredient in driving learning forward.

(基礎知識は学習に代わるものではなく、学習を前進させるための重要な要素です。)

-Aimee E. Stahl et al., Observing the unexpected enhances infants’ learning and exploration., 2015

 

 

【論文】学習するタイミング・瞬間は〇〇したとき!

論文紹介

僕が参考にして今回紹介したい論文はこちら↓

タイトル(日本語):予測できない出来事を観察することで、乳児の学習と探索は促進される

 

方法

生後11か月の乳児に「現実にはあり得ない」光景を見せ、1分間観察をします。

 

「現実にはあり得ない」光景はこんなものです↓

 

  • 坂を下ったミニカーが壁を貫通
  • 台の上のミニカーを押して、台を超えても空中で止まり続ける

 

このように、赤ちゃんでもなんとなく非現実的だとわかる光景を見せ、その後の行動を観察していく実験になります。

 

結果

結果は、壁をミニカーが貫通する光景を見た赤ちゃんは、ミニカーをたくさん叩いて、固さを確認するような行動を取りました。

また、空中にミニカーが浮いた光景を見た赤ちゃんは、ミニカーをたくさん落とすような行動を取りました。

 

いずれも、非現実的な光景が、学習を強化し、情報探索行動を促進しました。

 

赤ちゃんは、非現実的な光景を見せた物体に対して、より効果的に学習し、それらの物体をより探索し、仮説検定行動を取ったのです。

 

学習するタイミング・瞬間は驚いたとき!

この論文が示したことは、赤ちゃんは、想定外なことが起こると学習意欲が湧き、実際に調査し始めたことです。

 

つまり、人が学習をするのは、「驚き」を体験した時になるのです!

 

「驚き」が学習を開始し、行動のきっかけになるのです!

 

期待を超える体験を目指す!

この情報が溢れる時代に学習するには、アウトプットして「驚き」を体験することが一番だということがわかりました!

 

ある程度の世の中の常識は、常に自分の中に入ってくるので、後はそれを検証し続けるのみ。

 

なので、この「驚き」体験を日常のランニングやマラソンで発見していきたいです!

そこで学習したことをこのブログで発信していこうと思います!

 

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〈参考文献〉

Aimee E. Stahl et al., Observing the unexpected enhances infants’ learning and exploration., 2015