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【読書記録】自然の中を走るのは、最高の脳トレだった|NATURE FIX が教えてくれたこと

47都道府県マラソン制覇を目指しているSHISHIです🦁

最近、走りながらずっと気になっていることがあります。

ロードを走るのと、山や森の中を走るのとでは、明らかに気持ちよさが違います。タイムも距離も同じなのに、自然の中を走ったあとのほうが、なぜかずっと頭がスッキリしている。疲れているはずなのに、気分が上がっている。

「これって気のせいなのかな」と思っていたら、それを科学的に解明した本に出会いました。

この本、本当に最高でワクワクする本でした!

「NATURE FIX 自然が最高の脳をつくる―最新科学でわかった創造性と幸福感の高め方」 著:フローレンス・ウィリアムズ(NHK出版)

読み終えてから、自然の中を走ることへの意識がガラっと変わります。

目次

この本、どんな内容?

著者のフローレンス・ウィリアムズは、『ニューヨーク・タイムズ』や『ナショナルジオグラフィック』に寄稿する作家・ジャーナリスト。

「森林浴は気持ちがいい」「ハイキングしたら元気になった」——そういう感覚は誰でも持っていると思いますが、この本はその「なぜ?」を科学的に追いかけた一冊です。

日本・アメリカ・フィンランド・スコットランド・韓国など世界中を飛び回り、各国の研究者や実験に自ら参加しながら、「自然が脳と体にどんな影響を与えるか」を徹底解明しています。

「なんとなく自然はいい」という話ではなく、実験データと数字で語ってくれるのが、この本の面白さです。

自然が脳と体に与える3つの驚きの効果

① たった15分で血圧とストレスが下がる

本書で紹介されているデータで、個人的に一番刺さったのがこれです。

自然の中でたった15分過ごすだけで、血圧が下がりストレスが軽減されるという実験結果があります。さらに45分過ごすと、認知機能・活力・熟考する力が増す。

ランナーとして言い換えると、「公園や森を30〜45分走るだけで、脳がリセットされる」ということです。仕事でどんなに頭が疲れていても、自然の中を一走りすれば、それだけで脳の回復が始まっている。

「走る時間がもったいない」と思ったことがある人もいるかもしれませんが、むしろ走らない方が脳にとって損なのかもしれません(笑)

② 3日間の自然体験で、創造性が50%向上する

東京のビジネスマンが3日間、1日2〜4時間ハイキングをしたところ、体内のナチュラルキラー細胞が40%上昇し、1ヶ月後でも以前より15%多い状態を維持していたという研究が紹介されています。

さらに別の研究では、3日間自然の中で過ごした後に創造性が50%向上したというデータも。

これ、まさにマラソン遠征で地方の自然の中を走ることそのものです。アウトドア旅行にに行くたびに、僕が「なんかアイデアが出やすくなった気がする」「仕事のことがどうでもよくなった」と感じていたのは、完全に科学的に証明されている現象だったんです。

③ 森の「嗅覚」「聴覚」「視覚」すべてが脳に作用する

本書の面白いところは、自然の効果を感覚別に分析していること。

嗅覚では、木が発する「フィトンチッド」という芳香性揮発物質が、リラックス効果と免疫機能の向上をもたらすとされています。森の中に入ったときのあの独特のにおい、あれが脳に直接働きかけているわけです。

聴覚では、鳥のさえずりや川のせせらぎが、コルチゾール(ストレスホルモン)を低下させる効果があるとされています。ランニング中にイヤホンを外して走ると、なぜかいつもより気持ちがいい——そういう経験をしたことがある人、多いんじゃないでしょうか。

視覚では、「フラクタルパターン」という概念が登場します。自然の中には木の枝や葉の配置、雲の形など、規則性のある繰り返しパターン(フラクタル)が溢れていて、これを目で見るだけで脳のストレスが和らぐとされています。コンクリートのビル群を見ながら走るよりも、緑の中を走るほうが脳にとって断然優しいということです。

「1ヶ月に5時間」という黄金ルール

本書が提唱している具体的な目安が、「1ヶ月に5時間、自然の中で過ごすこと」です。

1回あたり換算すると、週に1〜2回、30〜40分ほど自然の中を歩いたり走ったりするだけで、気分・免疫・認知機能に変化が出てくるとされています。

これ、ランナーにとってはめちゃくちゃ達成しやすい数字ですよね。

週に一度、いつものロードではなく公園の芝・河川敷・山道・森の中を走る。たったそれだけで、科学的に「脳が良くなる」水準をクリアできてしまうそうです。

「走ることの意味って、タイムだけじゃないな」と改めて思わされました。

ランナーとして、この本を読んで変わったこと

正直に言うと、この本を読むまで僕は「自然の中を走るのは気持ちいいけど、ペースが乱れるし、練習効果は低いかな」と思っていた部分がありました。

でも今は違います。

自然の中を走ることは、脚のトレーニングであると同時に、脳のリカバリーでもある。免疫を上げて、ストレスを下げて、創造性を高めて、気分を整える——それが全部同時に起きている。

ロードの練習だけでは得られないものが、自然ランにはある。そう確信しています。

走りながら旅をするというこのブログのテーマ自体、実はこの本が言っていることと完全に一致しているんだと気づいたとき、なんか嬉しくなりました(笑)

どこかの都市を走るとき、少し遠回りして川沿いや公園の中を通ってみる。山があれば、ついでに一本トレイルを走ってみる。それだけで、脳はものすごく喜んでいるはずです!

まとめ:自然ランは最高の脳トレだった

  • 自然の中で15分歩くだけで血圧・ストレスが下がる
  • 45分で認知機能・活力が向上する
  • 3日間の自然体験で創造性が50%上昇
  • 森の香り・鳥の声・緑の視覚すべてが脳に作用している
  • 月5時間の自然接触が「脳が最高になる」黄金ルール

ランニングはもともと体にいい。でも自然の中を走るランニングは、体にも脳にも、もっといい。

まだ読んでいない方は、ぜひ手に取ってみてください。読み終わったあと、公園でも山でも川沿いでも、絶対に走りに行きたくなります🦁

  • 科学的エビデンス: 自然が脳にもたらす驚異的なリラックス効果を最新研究から学べます。
  • 生産性アップ: わずかな「自然との接触」が集中力とクリエイティビティを劇的に改善します。
  • 心の健康維持: ストレスフルな現代社会で、メンタルを安定させる具体的な処方箋が手に入ります。
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