47都道府県マラソン制覇を目指しているSHISHIです🦁
(遅くなりましたが、、)2026年5月24日に開催された「第19回 スカイライントレイル菅平 アンダーアーマーカップ」のミドル30Kに参加してきました!
菅平高原は標高1,300m。会場の朝の気温は9℃と、5月下旬とは思えない涼しさ。前回の君津ウルトラで暑さにやられた身としては、この気温は本当にありがたかったです。

結果は、5:27:04(距離31.93km / 累積標高1,602m / 総合110位)。
小根子岳山頂2,127mから見た雲海と北アルプスの絶景は、間違いなく今シーズンのベストシーン。「天空の回廊」と呼ばれる理由が、走ってみて心底わかりました。
「スカイライントレイル菅平」とは?基本情報まとめ

大会名: 第19回 スカイライントレイル菅平 アンダーアーマーカップ(菅平高原観光100年・ダボス姉妹都市交流50周年記念事業)
開催日: 2026年5月24日(日)
会場: アンダーアーマー菅平サニアパーク(長野県上田市菅平高原)
種目: ロング50K(約53km / 制限12時間)/ ミドル30K(約30km / 制限8時間)/ ショート15K(約15km / 制限4時間)
主催: 菅平スカイライントレイルラン実行委員会
主協賛: 株式会社ドーム(アンダーアーマー)
参加賞: アンダーアーマー オリジナル記念Tシャツ
特徴
【標高2,000m超の「天空の回廊」を駆け抜ける】
この大会最大の特徴は、標高2,000mを超える高地でのレースであることです。ミドル30Kはサニアパークを出発し、菅平牧場登山口から根子岳山頂を一気に駆け上がり、小根子岳〜北肩〜ダボスの丘〜太郎山の麓をまわるコース。ロング50Kは「天空の回廊」と称され、根子岳・つばくろ山・大松山の3峰を巡ります。
【スポーツ合宿の聖地・菅平高原が舞台】
菅平高原は夏はスポーツ合宿の”聖地”として知られ、冬はスノーリゾート。スイスのダボスとも姉妹都市関係にあり、今年は「菅平高原観光100年・ダボス姉妹都市交流50周年」の記念大会でもありました。アンダーアーマーが冠スポンサーということもあり、会場の作り込みがとにかくカッコよかったです!
【高地順応が必要な本格的な山岳レース】
2,000m級の高地開催のため、大会側も前泊を強く推奨しています。必携装備も熊鈴、レインウェア、水1L以上、マイカップ、ファーストエイドキット、コース図、保険証と本格的。山を走る覚悟が必要な大会です。
大会評価・総合レビュー
景観:★★★★★
文句なしの満点。というより、満点では足りないくらいです。小根子岳山頂から見下ろす雲海、その向こうに浮かぶ北アルプス、眼下に広がる菅平高原の牧草地とスキー場。標高2,127mからしか見られない景色が、そこにありました。
コース(タフさ):★★★★☆
31.93kmで累積標高1,602m。菅平牧場登山口から根子岳山頂までの一気の登りは、まさに壁。山頂付近は岩がゴロゴロした急登で、走るどころか手を使って登る場面も。ただ、登り切った後の尾根の走れるセクションとダウンヒルは最高に爽快でした。
雰囲気:★★★☆☆
アンダーアーマーの世界観で統一された会場はスタイリッシュで、スポンサーボードの記念撮影スポットなどカッコよさは間違いなくあります。ただ、正直なところ盛り上がり感は他の大会に比べると少し控えめ。19回目の歴史ある大会ですが、まだ少しマイナーな雰囲気があり、会場全体が一体となって熱狂する感じではありませんでした。逆に言えば、静かに山と向き合いたいランナーには合っているかもしれません。
運営・おもてなし:★★★★☆
さすが19回目の歴史ある大会。エイド、誘導、計測すべてスムーズでした。マイカップ必携で紙コップなしという環境配慮も徹底されています。去年はコースロストもあったみたいですが、今年はしっかり対策がされていて、迷うところには全て分かりやすい表示かスタッフの方が立ってくださり、楽しく走ることができました!
レース当日の振り返り
会場到着:アンダーアーマーの世界観に包まれた朝
会場のアンダーアーマー菅平サニアパークに到着。まず目に入るのが、この巨大なスポンサーボードです。

チェッカーフラッグ柄にUAのロゴが並ぶデザイン、めちゃくちゃカッコいい。記念撮影スポットとして完璧です。
そして、こちらがスタート/フィニッシュゲート。

朝の気温は9℃。白樺の新緑が朝日に映えて、空気が澄んでいます。「これから山に登るぞ」という緊張感とワクワクが入り混じる、レース前の独特の時間です。
8:00〜 スタート:森のシングルトラックへ
8時、ミドル30Kがスタート!
序盤はサニアパーク周辺のロードから、すぐに森のトレイルへ入っていきます。


菅平の森は笹が生い茂り、白樺やカラマツの新緑が本当に美しい。足元はふかふかのシングルトラックで、走っていて気持ちがいいセクションが続きます。
高地なので空気が薄く、序盤から心拍が上がりやすいのを感じました。ここは無理せず、山頂までの登りに足を残す作戦で進みます。
中盤:視界が開け、雲海の上へ
菅平牧場登山口を過ぎ、根子岳への本格的な登りに入ると、コースの表情が一変します。
樹林帯を抜けて笹原の斜面に出ると、突然視界が開けました。

……これは、すごい。
眼下に広がる菅平高原、その先に連なる山々、そして遠くには雲の上に顔を出す北アルプスの稜線。登りのキツさを一瞬忘れる景色でした。

さらに標高を上げていくと、今度は雲海が眼下に。菅平高原のビニールハウスや牧草地が、雲の切れ間から見え隠れします。
足元は岩がゴロゴロした急登に変わり、走ることは不可能。手を使いながら、一歩ずつ確実に登っていきます。
小根子岳山頂 2,127m:登り切った先の絶景
そして、山頂エリアへ。


方位盤やケルンが、ここが山頂エリアであることを教えてくれます。ここまで来ると、風が冷たい。9℃の朝でしたが、山頂はさらに体感温度が低く、汗が一気に冷えるのを感じました。
そして、ついに小根子岳山頂 2,127m!

標識の横にある「TRAIL RUN →」の誘導看板が、ここがレースコースであることを実感させてくれます。
そして、山頂からの眺望がこちら。

眼下には雲海、その向こうに菅平高原の街並みとスキー場のゲレンデ、さらに遠くには北アルプスの稜線。「スカイライントレイル」という大会名の意味が、この瞬間に腑に落ちました。
ここまでの登りは本当にキツかった。でも、この景色を見るためだけに、また来年も走りたいと思えるほどの絶景でした。
後半:爽快なダウンヒルとダボスの丘
山頂からは、小根子岳〜北肩〜ダボスの丘へと続く尾根セクション。ここは走れるトレイルが多く、山頂で充電したエネルギーを一気に放出できる区間です。
高地の澄んだ空気の中を、絶景を横目に走り抜ける感覚は最高でした。

ただ、下りは足へのダメージが大きい。前回の軽井沢トレランでの反省を活かして、飛ばしすぎず、足を残しながら慎重に下りました。おかげで今回は攣ることなくなんとかゴールできました!
記録とデータ

タイム: 5:27:04(公式記録)
距離: 31.93 km
総上昇量: 1,602 m
平均ペース: 10:15/km
平均心拍: 149 bpm
総合順位: 110位
年代別順位: 25位
平均心拍149bpmという数字が、今回のレースを物語っています。登りでは心拍を上げすぎないよう意識し、山頂までしっかり足を残す走りができました。
軽井沢トレラン(3:24、累積1,256m)、いいづなトレイル(2:30、累積1,000m)と続いてきた春のトレランシーズン。今回は累積1,602mと最もタフなコースでしたが、シリーズを通して学んだ「足を残す」意識が、ようやく形になったレースでした!
当日のギアと補給
菅平は必携装備が本格的です。しっかり準備して臨みました。
- シューズ:[On]Cloudsurfer Trail(3戦目。岩場の急登ではもう少しグリップが欲しい場面も)
- ザック:[ザ・ノース・フェイス]HST Fume 1(必携装備が多いので容量ギリギリでした)
- ウォッチ:[GARMIN]Forerunner 965(レビュー⇨【レビュー】『[GARMIN] Forerunner 965』を 3ヶ月使用してみて)
- 補給:SAURUS完走PACK
- 必携装備:熊鈴、レインウェア(上)、水1L以上、マイカップ、ファーストエイドキット、コース図、保険証
山頂付近は本当に寒いです。 9℃の朝でしたが、2,127mの山頂は風もあってさらに体感温度が低い。レインウェアは防寒具としても必須だと実感しました。これから参加する方は、防寒対策を甘く見ないでください!
こんなランナーにおすすめ!
- 標高2,000m超の「天空のトレイル」を体験したい方
- 雲海の上を走るという非日常を味わいたい方
- 登りごたえのある本格的な山岳レースに挑戦したい方
- アンダーアーマーの世界観が好きな方
- 涼しい環境でトレランを楽しみたい方(5月下旬でも朝9℃!)
まとめと次戦への展望
スカイライントレイル菅平は、間違いなく景色が日本トップクラスのトレランレースです。
根子岳、小根子岳山頂から見た雲海と北アルプスの絶景は、走った人にしか味わえない特別な体験。登りは本当にキツいですが、あの景色のためなら何度でも登りたいと思えます。
春のトレランシーズン3戦目にして、ようやく「足を残して走り切る」ことができました。軽井沢での失敗が、確実に糧になっています。
来年はロング50Kにも挑戦してみたいと考えています。「天空の回廊」をフルで味わうために、これから走り込んでいきます!

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