47都道府県マラソン制覇を目指しているSHISHIです🦁
最近、なんとなく毎日が忙しい。でも何に追われているのかよくわからない。やるべきことはこなせているけど、「本当にやりたいこと」をやれているか?と問われると、ちょっと自信がなくなる、そんな感覚が続いていました。
そのタイミングでこの本を手に取りました。読み終えたあと、しばらく考え込んでしまいました。
ジョン・ストレルキー (著) やりたいことが見つかる 世界の果てのカフェ
どんな本?
物語形式の自己啓発書です。疲弊したビジネスマンの主人公が、旅の途中で迷い込んだ小さなカフェで、メニューの裏に書かれた3つの質問と出会う——という話。
📋 メニューに書かれた3つの質問
- あなたはなぜここにいるのか?
- あなたは死を恐れるか?
- あなたは満たされているか?
説教くさくなくて、カフェで出会う人たちとの対話を読み進めるうちに、自然と「自分はどうだろう」と考えてしまう構成になっています。200ページほどで、するっと一気に読めました。
主人公が、今の自分に重なった
読み始めてすぐに気づいたのですが、主人公の状態がいまの自分にかなり近かったんです。
毎日それなりに動いている。でもどこか手応えがない。「これで合ってるんだっけ」という感覚がふとした瞬間に顔を出す。そういう状態です。
主人公もそんな感じで、特に大きな不満があるわけじゃないけど、立ち止まれないまま走り続けています。その描写が最初からリアルで、自分事として読み続けることができました。
気づき① 自分の価値観は「健康」と「成長」だった
3つの質問のうち、最初の「あなたはなぜここにいるのか?」——これが本書のテーマでいう「PFE(Purpose For Existing)」、存在意義にあたる問いです。
カフェの問いに向き合いながら読み進めるうちに、自分の答えがじわじわと浮かんできました。
自分のPFE(存在意義)
- 健康への貢献
- 自分の心と体を健康に保つこと。そして走ることや発信を通じて、まわりの人にも前向きな影響を与えていくこと。
- 日々成長すること
- 昨日より今日、少しでも前に進んでいること。新しいことを学び、変化を実感し続けること。
「わかってたつもりだったけど、ちゃんと言語化できていなかった」という感じです。改めて文字にしてみると、自分の中でかなりすっきりしました。
気づき② 時間の使い方が、全然合っていなかった
存在意義が「健康」と「成長」だとわかったとき、次に自然とこんな問いが浮かんできました。
「じゃあ今の1日の時間の使い方は、それと合ってるか?」
正直に振り返ると、かなりズレていました。惰性でスマホを触っている時間、特に目的のない作業、なんとなく続けているルーティン——「健康」や「成長」と全然関係のないことに、思いのほか多くの時間を使っていることに気づいてしまいました…
気づいてよかった、と思う反面、じわっとした後悔もありました。
🐢本の中のウミガメの話
グリーン・ホヌ(アオウミガメ)は、波に逆らわず流されながら、ここぞというときだけ自分の進むべき方向にエネルギーを使う。無駄な抵抗に体力を使わないから、長距離を泳ぎ切れる——という話が本書に出てきます。読みながら「自分は無駄な波に体力を奪われてばかりだったな」と思いました。
エネルギーの使い方、ランニングと同じだと思いました。ペース配分を無視して最初から飛ばすと、肝心の後半に脚が残らない。大事なところに体力を取っておくためには、いらないところで消耗しないことが必要。
これからどうするか
大きくは2つ、変えていこうと思っています。
ひとつは、時間の断捨離。PFEである「健康」と「成長」につながらない時間を、少しずつ削っていく。スマホをなんとなく触る時間、流すだけのコンテンツ消費、惰性のタスク——それを減らして、本当に大切なことにエネルギーを集中させたい。
もうひとつは、今やっていることをもっと大切にすること。毎日のランニング、このブログでの発信、新しい本を読んで考えること——これってまさに「健康」と「成長」を体現している時間だと思いっています。いつの間にか義務感で動いていた部分もあったので、改めて「これが自分の存在意義と直結している」と意識して続けていきたいと思いました。
こんな人に読んでほしい
- 毎日忙しいけど、何のために動いているかわからなくなっている人
- 「やりたいこと」が見つからなくてモヤモヤしている人
- 自分の価値観や軸を、改めて言葉にしてみたい人
- 時間の使い方を見直したいと感じている人
- サクッと読めて、じわじわ効いてくる本を探している人
答えを与えてくれる本ではないです。でも、自分で考えるための問いをくれる本。読み終えたあとに「自分はどう生きたいんだっけ」と静かに向き合える時間が生まれる、そんな一冊でした。
立ち止まりたいときに、ぜひ🦁
- 人生の目的を再確認: 「なぜここにいるのか」という問いを通じ、本当に大切な価値観に気づけます。
- 思考の断捨離: 忙しい日常で後回しにしがちな「自分自身との対話」を深めるきっかけになります。
- 一歩踏み出す勇気: 物語形式で読みやすく、読後には現状を変えるための前向きな活力が湧いてきます。

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