47都道府県マラソン制覇を目指しているSHISHIです🦁
以前、ランニング用イヤホンの記事でShokzを紹介しましたが、2026年に入ってからShokzが立て続けに新モデルを投入してきました。
4月に「OpenFit Pro」(39,880円)、6月に「OpenDots 2」(29,880円)が発売。どちらもオープンイヤー型で耳を塞がないShokzらしい設計ですが、構造も価格帯も方向性もまるで違います。
「どっちを買えばいいの?」と迷っているランナーのために、ランニング目線でガチ比較します。
まず知っておきたい:2つは「別カテゴリの製品」
比較の前に大事なことを整理しておきます。
OpenDots 2:イヤーカフ型 耳の軟骨部分に挟んで固定するクリップ式。耳の穴を一切塞がず、左右の区別なく装着できる。キャップやサングラスと干渉しにくいのが特徴です。
OpenFit Pro:耳掛け型(フック式) 耳の上に引っかけるShokzお馴染みのスタイル。フィット感が高く、激しい動きでも安定して固定される設計です。
同じ「オープンイヤー」「Shokz」でも、装着方式がまったく異なります。この違いがランニング中の体験に直接影響します。
【一目でわかる】ランナー向けスペック比較表
| 項目 | OpenDots 2 | OpenFit Pro |
|---|---|---|
| 価格 | 29,880円 | 39,880円 |
| 発売日 | 2026年6月4日 | 2026年4月22日 |
| 装着タイプ | イヤーカフ型(クリップ式) | 耳掛け型(フック式) |
| 重量(片耳) | 約6.4g | 非公表(ケース込み約55g) |
| バッテリー(本体) | 最大10時間 | 最大12時間(フォーカスモードON時6時間) |
| バッテリー(ケース込み) | 最大40時間 | 最大50時間 |
| 急速充電 | 5分→2時間 | 10分→4時間 |
| 防水等級 | IP57 | IP55 |
| Bluetooth | 6.1 | 6.1 |
| ノイズ低減 | なし | フォーカスモード(ノイズ抑制機能)搭載 |
| Dolby Audio | Dolby Audio 2.0 | Dolby Atmos(ヘッドトラッキング対応) |
| 操作方式 | つまみ+タップ(感圧センサー) | 物理ボタン+タッチ |
| ワイヤレス充電 | 対応(Qi) | 対応(Qi) |
| 左右自動検出 | あり(L/Rフリー) | なし(左右固定) |
| 装着検知 | あり | あり |
ランナーが重視すべき「3つの決定的な違い」
① 揺れにくさとフィット感:ガチなら「耳掛け」、手軽さなら「カフ」
OpenFit Pro(耳掛け型)はフック式に加え、専用のスタビライザーアクセサリーが同梱されています。これを使うと装着位置がさらに固定されるため、インターバル走やトレイルの激しい上下動でも、全くブレない安心感があります。耳が小さくてイヤホンが安定しにくい人にも重宝します。
OpenDots 2(イヤーカフ型)はニッケルチタン製のJointArc™が耳の形に合わせて柔軟にフィットする設計で、片耳6.4gという軽さで長時間装着しても圧迫感を最小限に抑えます。普段のジョグなら十分な安定感ですが、全力スプリントや急斜面の激しい下りでは、耳掛け型に比べるとやや不安が残ります。
また、OpenDots 2はキャップのつばやサングラスのテンプルと干渉しないのが実用的な強みです。レース当日にサングラスをかけながら使いたいランナーには、この差は大きいです。
🏃 旅ラン判定:スピード練習・トレイルの安定感 → OpenFit Pro。ロングジョグ・サングラス併用 → OpenDots 2
② 走りながらの操作性:「つまみ操作」の確実性が優秀
OpenDots 2は感圧センサーを搭載したつまみ操作で、再生・一時停止・曲送りが行えます。これがランナーにとって非常に優秀で、走りながらの上下動、汗をかいた指、冬場の手袋越しでも確実に操作できます。
一方のOpenFit Proは物理ボタン+タッチ操作。物理ボタンは誤操作が少ない反面、OpenFit 2と比べるとちょっと押しにくいという声もあります。ペースを上げているとき、厚手の手袋越しでの操作には慣れが必要かもしれません。
🏃 旅ラン判定:走りながらの操作性 → OpenDots 2のつまみ操作が有利
③ 耐久性とタフさ:悪天候に強いのは「OpenDots 2」
防水等級はOpenDots 2がIP57、OpenFit ProがIP55。
IP57はIP55より1段階上の規格で、水深1mに30分沈めても浸水しない防水性能です。夏の大量の汗、突然のゲリラ豪雨、トレイルの泥汚れ——どんなコンディションでも安心して使えます。
OpenFit ProのIP55も、通常のランニングや汗程度なら全く問題ありません。ただし、悪天候の中での使用が多いランナーにはOpenDots 2の防水性能が一歩上です。
🏃 旅ラン判定:防水性能 → OpenDots 2が有利
OpenFit Pro最大の特徴「フォーカスモード」はランニングに使えるか?
OpenFit Proにだけある機能が「フォーカスモード(ノイズ低減機能)」です。Shokzブランド初のノイズ抑制機能で、CES 2026イノベーションアワード(オーディオ部門)を受賞した目玉機能です。
ただし、ランニングでの使用については注意が必要です。
価格.comのレビューでは「ランニング時にフォーカスモードは風切り音がうるさく使い物にならない」という声があります。フォーカスモードは主にオフィスや室内での集中作業向けの機能で、屋外ランニングとの相性はあまりよくないようです。
さらにフォーカスモードON時はバッテリーが本体のみで最大6時間に短縮されます。フルマラソンなら問題ない時間ですが、念頭に置いておく必要があります。
「ランニング専用」として考えるなら、フォーカスモードは使わないと思った方がいいかもしれません。
GARMINとの相性:どちらも問題なし
GARMINのForerunnerシリーズとのBluetooth接続については、両モデルともBluetooth 6.1対応なので基本的に問題なく接続できます。
ただしGARMINはコーデックにSBCを使うことが多く、AACの高音質接続がフルに活きるのはiPhoneなどでの使用時になります。GARMINウォッチとペアリングして走るなら音質面での差はほぼ出ません。操作性・フィット感・防水性で選ぶのがランナーにとっての正解です。
こんなランナーにはどっちがおすすめ?
🥇 OpenDots 2をおすすめするランナー
日々のジョグや街ランがメイン。サングラスやキャップをストレスなく使いたい。突然の雨でも気にせずガンガン使いたい。走りながら確実に片手操作したい。価格を抑えてコスパ重視で選びたい——そんなランナーにはOpenDots 2が向いています。
- 周囲の音が聞こえる: 車や自転車の音を察知できるため、市街地や夜間のランニングでも安全に音楽を楽しめます
- ズレない&超軽量: 片耳約6.4gのイヤーカフ型。激しいペース走やロング走でも落下を気にせず走りに集中できます
- 汗や雨に強いIP57: 優れた防塵防水・防汗性能で、ハードなトレーニングの汗や旅ラン中の急な雨でも安心して使い倒せます
🥈 OpenFit Proをおすすめするランナー
インターバル走やトレイルもこなすガチ派。絶対にズレない安心感が欲しい。フルマラソンを超える長時間レースにも対応できるバッテリーが必要。フォーカスモードをランニング以外(仕事・通勤)でも活用したい——そんなランナーにはOpenFit Proが向いています。
- 安全性と集中の二刀流: 周囲の音を聞き取り安全に走れる機能に加え、移動中や作業時に便利な「ノイズ低減(フォーカスモード)」を新搭載しました
- 激しい動きでもズレない: しなやかなイヤーフックが耳に優しくフィット。長時間のロング走や起伏の激しいトレイルでも落下を気にせず走りに集中できます
- タフなスタミナと防水性: 単体で最大12時間の再生が可能。フルマラソンや長時間の旅ランにも余裕で対応し、防塵防水(IP55)仕様で急な雨や汗にも安心です
まとめ
- ✅ OpenDots 2(29,880円):IP57防水・つまみ操作・サングラス干渉なし・コスパ優秀
- ✅ OpenFit Pro(39,880円):フィット感最強・バッテリー最大50時間・フォーカスモード搭載
- ✅ 防水・操作性・コスパ重視 → OpenDots 2
- ✅ 安定感・長時間バッテリー・普段使いとの兼用 → OpenFit Pro
- ✅ フォーカスモードはランニング中の屋外使用には向かない(風切り音に注意)
- ✅ GARMINとの接続はどちらも問題なし
1万円の価格差をどう見るかが判断のポイントです。ランニング専用として考えるなら、防水性能と操作性でOpenDots 2が一歩上、フィット感の安心感ではOpenFit Proが上。どちらを選んでもShokzクオリティは間違いないので、自分の走り方と優先したいポイントで決めてみてください🦁

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