【中央アルプススカイラインジャパン】NIPPON TRGP CENTRAL ALPS 38k コース攻略!昨年の経験から立てた今年の作戦を公開

いよいよ今週末、7月5日(日)に開催される「中央アルプススカイラインジャパン2026」NIPPON TRGP CENTRAL ALPS 38kに参加してきます!

昨年も同じ38kを走って、記録は8:46:35。タイトルに「あまり走れないけど楽しい!」と書いたくらい、走力だけでは太刀打ちできない本格山岳コースにやられました(笑)。

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でも、だからこそ今年はリベンジ。昨年の経験と公式情報をもとに、コース攻略と作戦をまとめておきます。同じレースに出る方、来年以降の参加を考えている方の参考になれば嬉しいです!

目次

大会・コースの基本情報

項目内容
大会名中央アルプススカイラインジャパン2026
開催日2026年7月5日(日)
開催地長野県駒ヶ根市/宮田村
種目NIPPON TRGP CENTRAL ALPS 38k
距離/累積標高約37.5km/上昇+2,571m・下降-2,597m
定員500名
メイン会場駒ヶ根ファームス
CP・エイドポイント池山林道終点/菅の台/宮田高原

そして今年の大きなトピックが、この38kが「NIPPON TRAIL RUNNING GRAND PRIX SERIES(日本トレイルランニング・グランプリシリーズ)」の開幕戦(Round 1)になったこと!

国内初の賞金総額1,000万円をかけたシリーズ戦の第1戦ということで、国内トップ選手が集結します。先頭争いを間近で見られるのも、今年ならではの楽しみです。

※スタート時間・関門時刻は大会案内ハガキ/公式サイトの最新情報をご確認ください。

コースの全体像:「山を二つ越える」M字型プロフィール

公式のコース紹介にある通り、この38kは「幾重にもピークを越えるハードコース」。

コースマップの高低図を見ると一目瞭然ですが、このコースは大きな山を「二つ」越えるM字型のプロフィールです。一つ目の山を登って下り、いったん麓近くまで降りてきてから、二つ目の山へ再び登り返す。CP・エイドの並び(池山林道終点→菅の台→宮田高原)も、この「二山構成」を物語っています。

数字だけ見ると「37.5kmで累積2,571mか、なんとかなりそう」と思うかもしれません。僕も昨年そう思っていました。…甘かった(笑)。

M字コースの怖さは、「一度下り切ってからのもう一登り」が待っていること。ワンピーク型のレースなら「登り切ればあとは下るだけ」ですが、このコースは中間点を過ぎても気が抜けません。昨年の僕の経験を踏まえ、4つのフェーズに分けて攻略ポイントをまとめます。

【フェーズ①】一つ目の山への登り:ここで頑張った人から沈んでいく

スタート直後は走れる林道・トレイルが続きますが、そこから一つ目の山へ向けて標高を一気に上げていきます。

昨年の反省は、序盤の走れる区間で周りのペースに釣られたこと。シリーズ戦になった今年は、トップ選手のハイペースに引っ張られるランナーが続出するはず。まだ全行程の「4分の1」しか登っていないことを忘れずに、ここは我慢のしどころです。

攻略ポイント

  • 序盤の走れる区間は「会話ができる強度」をキープ
  • 急登区間は迷わずパワーハイクに切り替える(登りを歩く勇気!)
  • 心拍を上げすぎない。「二山目のために貯金する」意識で

【フェーズ②】一つ目の下り〜中間エイド:飛ばしすぎ注意の「偽りのゴール」

一つ目の山を越えたら、長い下りでいったん麓の近くまで降りてきます。

ここで注意したいのが、下りで脚(特に大腿四頭筋)を使い果たさないこと。M字コースの前半の下りは気持ちよく飛ばせてしまうのですが、その代償は二山目の登りで確実に返ってきます…。

そして中間のエイドは、補給と気持ちの立て直しの重要ポイント。マイカップでしっかり飲んで、ボトルを満タンにして、「ここからが本番」と自分に言い聞かせて出発しましょう。麓まで降りてくると気温もグッと上がるので、被り水などで体を冷やしておくのも忘れずに。

攻略ポイント

  • 前半の下りは「7〜8割」で。ブレーキをかけすぎず、攻めすぎず
  • 中間エイドで水分・補給を満タンに(次の登りは長い!)
  • 気温上昇ゾーンに備えて、冷却(被り水・首筋を冷やす)を済ませる

【フェーズ③】二つ目の山への登り返し:このレースの核心部

そして来ました、このコースの核心部。二つ目の山への登り返しです。

すでに20km前後を走り、1,000m以上登って下ってきた脚で、もう一度山を登る。昨年「あまり走れなかった」のは、まさにここでした(笑)。脚もメンタルも削られる、正真正銘の勝負どころです。

でも、逆に言えばここで動ける人が順位もタイムも大きく上げられる区間。標高が上がれば気温は下がって涼しくなりますし、登り切った先には絶景が待っています。刻んで、刻んで、一歩ずつ。

なお、公式も注意喚起している通り、7月上旬でも高標高部は低温が想定されます。麓は真夏、山上は別世界。ガスや風が出れば一気に体温を奪われるので、防水透湿ジャケットはすぐ出せる位置に。

攻略ポイント

  • 登り始める前に必ず補給(登りの途中で「ガス欠」が一番きつい)
  • ペースは気にせず「止まらないこと」を目標にパワーハイク
  • 景色を撮るなら立ち止まる!「ながら走り」は転倒のもと

【フェーズ④】最後の下り:脚が残っていれば天国、残っていなければ…

二つ目の山を越えれば、あとはフィニッシュへ向けた最後の長い下りです。

累積下降は-2,597mと、上昇より下降のほうが多いコース。つまり最終的には「下りで差がつく」レースですが、ここまでに脚を使い切っていると、この下りが消耗戦になります(昨年の僕です)。

さらにこの時期は梅雨明け直後。過去大会では登山道が泥でツルツルの滑り台状態になった年もあります。当日晴れていても、前日までの雨で路面が緩んでいる可能性は頭に入れておきたいところ。

攻略ポイント

  • フェーズ①〜③で「最後の下りを走れる脚」を残すのが全体戦略の柱
  • 泥区間は歩幅を小さく、重心を落として。濡れた木の根・岩は踏まない
  • グリップ重視のシューズ選択(僕の装備は後述)

エイド・補給戦略:マイカップ必須!水は「持つ」レース

このレースの補給でまず押さえておきたいのが以下の2点です。

  • エイドに紙コップはありません。マイカップ必携です
  • 必携装備にドリンク1,000ml以上が指定されています

エイド・ウォーターポイントの間隔は山岳コースゆえに長め。特に山中に入ってしまえばエスケープも補給もできないので、「エイドで満タンにして出る」が鉄則。二山構成のこのコースでは、中間エイドで水・補給を完全リセットして二山目へ向かえるかが補給戦略の最重要ポイントです。

僕の補給計画(予定)はこんな感じ。

  • エナジージェル:30〜40分に1本ペース
  • 塩分タブレット:暑い前半〜中盤を中心に30分〜1時間に1粒
  • ソフトフラスク2本体制(水+スポーツドリンク or 経口補水系)

足攣り対策については、昨年の軽井沢での反省も踏まえて多めに持ちます(笑)。

必携装備品リスト

昨年大会の必携装備品は以下の通りでした(2026年版は必ず大会案内・公式サイトで最終確認してください)。

  • ドリンク(1,000ml以上)
  • 縫製部分に止水加工のある防水透湿ジャケット
  • エマージェンシーシート
  • 携帯電話(届け出た番号のもの・充電十分に)
  • 熊鈴
  • コースマップ(GPXをウォッチやスマホにダウンロードでもOK)
  • マイカップ

推奨装備として、防水透湿パンツ・救急用具・携行食・ホイッスルなど。受付時に装備チェックがあるので、前日にザックへパッキングした状態で持っていくとスムーズです。

僕の装備の詳細は、トレイルレース装備のまとめ記事をどうぞ↓ runpointcon.net(※内部リンク:トレイルランニングレース装備・必携品4選の記事)

ソフトフラスク

防水ジャケット

熊鈴

今年の目標と作戦まとめ

昨年の8:46:35を踏まえて、今年の作戦はシンプルにこの3つです。

  1. 一山目は我慢:シリーズ戦の雰囲気に呑まれず、自分の心拍で登る。前半の下りも飛ばしすぎない
  2. 二山目が勝負:中間エイドで立て直し、核心部の登り返しを「止まらず」刻む
  3. 最後の下りで攻める:終盤の長い下りを”走れる脚”で迎えて、昨年の自分に差をつける

タイム目標は昨年からの短縮…と言いたいところですが、山のレースは天候次第。まずは安全に、楽しく、全力で。

レース後は恒例の温泉&レースレポートをお届け予定なので、お楽しみに!駒ヶ根に来られる方、会場で見かけたら声をかけてもらえると喜びます🦁

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