今日も全力で点を打つSHISHI(@runpointcon)です🦁!
衝撃の本を見つけてしまいました!!!
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ネタバレはしないつもりですが、勘づいてしまうかもしれないので、これから読もうか考えている方は、ここでストップしてください!
ただただすごすぎる小説!!
衝撃!
衝撃のラストにあなたの見る世界は『透きとおる』。
ー杉井 光 (著)『世界でいちばん透きとおった物語』紹介文より
この紹介文を最初見た時、どういうこと?って思いました。
衝撃のラストがある小説はたくさん読んできましたが、世界が透きとおるとは?
すごく綺麗な終わり方をする物語なのか、もしくは本当に純粋な物語が繰り広げられるのか、というワクワク感で手に取りました。
が、
違った意味で裏切られ、この紹介に納得させられる衝撃のラストでした!
出版業会関連が一つのテーマ
「ー推理小説にたとえるなら、編集者は数多くの証拠を集めてひとつの形にまとめ上げる探偵。校正者はその証拠をすべて吟味して裁判に完璧を期する検察官、というところでしょうか」
ー杉井 光 (著)『世界でいちばん透きとおった物語』より
作家、編集者、校正者など、出版業会に関連する方が中心となり、物語が進んでいきます。
大御所ミステリ作家である宮内彰吾、この人が主人公の父になるのですが、訳あり。
その父が死んでしまい、主人公が一度も会ったことがない父の遺稿を探すことになります。
その探していく中で、ミステリ作家宮内彰吾の人間性がどんどんわかってきます。
わかってくるからこそ、他の一面を知った時感じるもののがあります。
あと、この本は、出版業会に関わるシーンが多く、今どんどん流行り始めている電子書籍についても出てきました。
主人公は、ある理由で電子書籍しか読んでいません。
これを読んでいる皆さんも、電子書籍派がいるのではないでしょうか。
僕も最近電子書籍を購入し始めているのですが、この本を読んで、紙の本もいいな、って改めて思いました!
そしてこの本は、紙の本でしか売られていません。
赤の他人から少しずつ
感情的にも、僕にとっては全くの赤の他人だった。
ー杉井 光 (著)『世界でいちばん透きとおった物語』より
大御所ミステリ作家である宮内彰吾は、主人公の父ですが、ある理由で主人公は父とは無関係、他人だと思っています。
それが父の死の後の電話をきっかけに、他人でなく、少しずつ父について知っていくことになります。
そして動いていく心情。
惹き込まれました!!!
あっと驚かされる本を読んで見たい方におすすめの小説です!!
今日のポイント
本当に驚きの気持ちが収まりません。
興奮して、読み終わった直後に書いています笑
今日の点を見てくれてありがとうございます!
「いま、ここ」の点を集めた先に見えるのは
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